旅行

Google Mapの「マイマップ」で地図をカスタマイズ!旅行や街歩きにとても便利な機能です! (マッピング、自動ルート作成、距離測定が可能)

マイマップのサンプル

とても便利なGoogle Map。

初めての場所、お店に行くときには
必ず使うサービスの1つですね。

そのGoogle Mapにある
「マイマップ」機能を使ったことはありますか?

マイマップ機能は次のような特長があります。

①検索した場所をマッピングできる

②拠点間のルートを自動作成できる

③任意のルートの距離を測定できる

そこで今回は、とても便利な「マイマップ」機能
についてご紹介します。

なお、「マイマップ」の作成はPCで
行うことを前提としています。

スマートフォンでの作成については
この記事の通りにできない場合も
ありますので、ご注意ください。

「マイマップ」機能とは?

Google Mapの「マイマップ」では
検索した場所をマップ上にプロットして
自分だけの地図を作成できます

札幌で行ってみたい飲食店を
マイマップにまとめたものを
サンプルとして掲載しました。

濃い青色のアイコンが
プロットしたお店です。

このように検索した場所やお店をマーク
することができますので、
都度都度場所を検索する必要が
なくなるというわけです。

また、初めて訪れる街などでは
位置関係がわからず、
移動も苦労することがあるかと思います。

でもマイマップを作成しておけば
何がどこにあるかがひと目でわかるので
迷うことなく効率的に移動しやすくなります。

このように、マイマップを作成すれば
行動計画を立てやすくなるので
ぜひ活用したい機能です。

マイマップの作成方法

それではマイマップの作成方法についてご紹介します。

①Google Mapの「メニュー」をクリック

②「マイプレイス」をクリック

③「マイマップ」→メニュー下部の「地図を作成」をクリック

④マイマップの名前を設定

マイマップのベースが作成されます。

マイマップを作成した時点では
マップ名がついていないので
「無題の地図」部分をクリックして
お好みのマップ名に変更しましょう。

⑤場所を検索してマイマップに追加する

行きたい場所を検索します。

すると以下のように表示されますので
「+地図に追加」をクリックします。

するとマップ左のリストに検索した場所が追加されます。

以後、同様に検索→追加をしていけば
複数の場所を登録したマイマップのできあがりです。

アイコンの変更

さて出来上がったマイマップを見ても
初期設定のアイコンでは
色と形が目立たない感じ…。

下の画像では浅草寺、雷門、東京スカイツリー
にアイコンが付いていますが、
わかりにくいですよね。

これでは視認性が良くないので
アイコンを変更しましょう。

リストの任意の場所にマウスカーソルを置くと
ペンキのバケツのアイコンが表示されます。

ここをクリックすると
アイコンとアイコンの色を選択できるようになります。

「他のアイコン」をクリックすれば
さらに多くのアイコンが出てきます。

アイコンと色をつけて視認性をアップさせましょう♪

「レイヤ」の使い方

マイマップのリストを見ると
リストの先頭に「無題のレイヤ」とあります。

この「レイヤ」とは何でしょうか?

簡単にいうと、リストを任意に分類するものです。

1つのリストにすべての検索場所をまとめると
わかりにくくなることもありますので、

検索した場所の種類やエリアごとにレイヤで分類すると
さらにマップが見やすくなります。

「レイヤ」を追加する

レイヤの追加方法は、リスト上部にある「レイヤを追加」を
クリックします。

追加したレイヤの名前は「無題のレイヤ」となっているので
任意の名前に変更しましょう。(ジャンルやエリアなど)

ここでは「ランチ」というレイヤーを作っ
お店を追加してみました。アイコンも変更しています。

なおレイヤは最大10個まで作成できます。

まだある便利機能「ルート作成」

マイマップにはさらなる便利機能の「ルート作成」があります。

2拠点間のルートをマイマップが自動的に作成して
保存できるという機能です。

ルートを示してくれるだけで、概算の所要時間は示されません。

また「車」「徒歩」「自転車」の3つの移動方法だけが対象です。
(電車を使ったルートは対象外です)

このような仕様となっていますが
徒歩移動についてはあらかじめ道順を保存しておけるので
旅行先ではとても重宝しています。

ルートの作成方法

ここではサンプルとして、東京スカイツリーから浅草寺への
徒歩ルートを作成してみます。

①リストから任意の場所を選択する

②「ここまでのルートを表示」アイコンをクリック

③リストにルート作成用のレイヤが自動追加される

④「交通手段」を選択する

⑤もう一方の場所を入力する

⑥ルートが自動作成される

画像中の青い線が、自動で作成されたルートになります。

このようにしてルートを保存しておけます。

経由地を追加することもできます

なおルート作成では経由地を追加することも可能です。

例えば雷門を経由して浅草寺に行きたい場合は
ルートのレイヤにある「目的地を追加」をクリックします。

場所を追加できるようになるので、「雷門」と入力します。

雷門が追加されました。

表示順に場所を経由するルートが作成されますので
この段階ではこのようなルートになりました。

経由する順序を変えたいという場合は
場所をドラッグすることで変えることができます。

そこで「雷門」をスカイツリーと浅草寺の間にドラッグして
移しました。

すると、東京スカイツリー〜雷門〜浅草寺のルートが
自動作成されました。

ルートが変わったのがおわかりになるかと思います。

さらに目的地を追加していくこともできますので
細かなルート作成も可能です。

例として、「羽田七福いなりめぐり」をしたときのルートを
マイマップで作成したものも参照ください。

ルートを手動で変更することも可能!

自動作成したルートが自分が考えるものと
同じになるかといえば、必ずしもそうとは言えません。

ルートを変えたいという場合は作成されたルートをドラッグ
することで、ある程度は自分の好みにルートを変更できます。

ルートのライン上にマウスカーソルを載せると
「ドラッグするとルート変更できます」と表示されます。

○をドラッグして引っ張ると、ルートを変更することができます。

作成したルートの距離も測定できちゃいます

ルート作成はまさにルートしか作成してくれず
所要時間等はわかりません。

ですが、おおよその移動距離を測定することができます。

検索窓の下にあるものさしアイコン(距離やエリアを測定)
をクリックします。

するとマウスカーソルが「+」に変わります。

続いてマップ上で開始地点をクリック
→ 終了地点をクリックすると、
その間のおおよその距離が表示されます。

マウスをクリックするたびに
測定方向を変えることができるので、
曲がり角でも問題なく距離を測定できます。

マウスをダブルクリックすると
その場所で計測が終了します。

試しに浅草寺から東京メトロ浅草駅までの距離
を測定したところ、以下の結果となりました。

(青い点線が距離測定のための線です)

距離がわかればおおよその所要時間も
わかりますね。

マップの共有方法

リスト上部の「共有」をクリックします

するとすると以下のような画面が表示されます。

初期設定では「リンクを取得」できるのが制限付き
となっている場合があります。

その場合は「リンクを知っている全員に変更」
をクリックします。

そして「制限付き」から
「リンクを知っている全員」に変更します。

このリンクを送ることで
マップの共有ができます。

というわけで、とても便利な「マイマップ」機能
についてご紹介してきました。

操作がたくさんあって大変そうですが
慣れてしまえばサクサクっと作成
できると思います。

旅行の計画、そして旅行当日の移動の際に
マイマップはとっても役に立ちますので、
大いに活用してほしいと思います!

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