旅行

【旅行記】初めての長崎 2日目 〜ヒルトン 大浦天主堂 グラバー園 出島〜

軍艦島クルーズはキャンセルに…

長崎旅行2日目です。

天気ばかり気にしていた1日目でしたが、なぜかといえば「軍艦島上陸」ツアーに申し込んでいたためです。

窓の外をみると、どんよりとした空模様…。

雨こそ小ぶり程度でしたが、風が強めです。

朝8時ころにクルーズ会社からも催行についての連絡がありました。

上陸は不可、軍艦島周辺のクルーズに変更とのお知らせでした。

実は旅行前に、高円寺の「気象神社」へお参りもしてきたのですが、好天は叶わず…。

なんとも残念な事になってしまいましたが、こればかりはどうしようもないですよね。

キャンセルは無料とのことでしたので、上陸できないならということでキャンセルしました。

これでまた、長崎に行く口実ができたとも言えます…(笑)

気持ちを切り替えて朝食を満喫!

さっさと気持ちを切り替えて、ヒルトン長崎の朝食を堪能することにします。

朝食会場はロビーフロアのディ・バートです。

が、我が家は福海楼の席に通していただきました。

和、中のお料理が中心のイメージで、日本人が大好きなメニューが豊富に用意されていました。

中央のお料理は「ハトシロール」。

知らなかったのですが、長崎の名物の一つみたいですね。

魚肉の練り物をパンで巻いて揚げただけのシンプルなものですが、おいしかったですね〜。

明太子もあるのは、だいぶ嬉しいですね。

結構食べちゃいまいた(笑)

皿うどんもありました。

あんがかなり固めだったのが残念でした。思案橋ラーメンの皿うどんの美味しさを再認識!

皿うどん
生野菜コーナー
ごはん類のコーナー
パンの種類も豊富でした

ということで、もりもり食べまくりタイムへ突入です(笑)

サーモン食べすぎ(笑)
アメリカで食べるようなカリッカリのベーコンが恋しいです
コクのあるカレー。ホテルのカレーは大好きです。
ただ、具はほぼありませんでした。溶け込んだのかな?

エグゼクティブラウンジの朝食

朝食時間のエグゼクティブラウンジも覗いてみました。

というか単なる朝食ハシゴですね(笑)

ディバートに比べるとすこし品数は少なめですが、それでも十分といえますね。

皿うどんはラウンジでは提供がありませんでした。

お客様も少なめですので、静かに過ごしたい方はラウンジで朝食をいただくのが良さそうです。

撮れ高ほしさに、もう1プレートだけいただきました。

食べすぎでしょ・・・(笑)

一旦部屋に戻って荷物を整理&小休憩。

最後にカフェタイムになったラウンジでコーラをいただきました。

瓶コーラはなんでこんなに美味しいのでしょうね〜。

そして11時にチェックアウトしました。

開業したてのヒルトン長崎でしたが、スタッフの皆さんのオペレーションがしっかりされていて、素晴らしい宿泊体験になったと思います。

長崎にまた行った際には、ヒルトン長崎のリピート確定ですね〜。

ヒルトン長崎の公式サイトはこちら。 https://www.hilton-nagasaki.com/

国宝 大浦天主堂

ホテルをあとにして、大浦天主堂へいくことにします。

1日乗車券を購入

あちこち移動することになりそうだったので、長崎電気軌道の1日乗車券を購入しました。

ジョルダンのアプリ上で購入できるのは素晴らしいです。

この画面を乗務員さんに見せれば乗り降り自由です

天主堂へ向かいます

最寄りの停留所は「大浦天主堂」です。

ANAクラウンプラザホテルがあって、ちょっとびっくり。

この立派な建物はなんだろうと思ったら、「四海楼」という中華料理店でした。

よほどお客様がいらっしゃるのでしょうか。

グラバー通りの坂を登っていくと、大浦天主堂が見えてきました。

拝観料1000円をお支払いして見学してきました。

天主堂の正面にある聖母マリア像は、潜伏キリシタンがいることが分かったあと、フランスから寄贈されたものだそうです。

建物内部は撮影できませんが、ゴシック様式で重厚なつくりでした。

現代の建物のデザインではなかなか表現できないような、すばらしいつくりでした。

日本におけるキリスト教の歴史に少しだけですが触れることができ、貴重な体験ができたと思います。

天主堂の側面。窓にはステンドグラスがはめ込まれていますが
外からではそれとはわかりにくいです

大浦天主堂の公式サイトはこちら。https://nagasaki-oura-church.jp/

グラバー園

続いてグラバー園を訪問しました。

天主堂のすぐとなりにあります。

事前学習せずに訪れたので洋風の庭園だと思い込んでいたのですが、全然違いました。オハズカシイ…(^_^;)

グラバー園は、長崎開港後に長崎に来住したイギリス人商人グラバーの邸宅があった敷地に、長崎市内に残っていた歴史的建造物を移築して野外博物館のようにして公開しているところです。

グラバー園の公式サイトはこちら。 http://www.glover-garden.jp/

入園料を支払ったら、エスカレーターでとことこ上っていきます。

旧三菱第2ドックハウス

そして園の最上部に到着。

ここには『旧三菱第2ドックハウス』があります。

三菱重工業長崎造船所第2ドックのそばに船員の休憩宿泊施設として建てられた建物だそうです。

2階のテラスからは、長崎の港を一望できます。

正面には三菱重工長崎造船所のドックが見えました。

建物内からの眺め

旧長崎地方裁判所長官舎

旧長崎地方裁判所長官舎

旧ウォーカー住宅

小さめの建物ですが、バルコニーは立派なつくりなのが印象的です。

旧リンガー住宅

見るからに豪華な作りです。

ちなみにリンガー氏は「長崎ちゃんぽんリンガーハット」の社名の由来となった方です。

暖炉もまだまだ現役で使えそうです

旧オルト住宅

写真では伝わりにくいかと思いますが、なんとなくハワイにもありそうな雰囲気の建物でした。

これぞ「応接間」!

浴室も見えました。どんなバスタブが置かれていたんでしょうね〜。

旧グラバー住宅

敷地を整備中でしたが、建物自体は見学できるようになっていました。

旧オルト邸、リンガー邸よりもさらに立派な作りなのは、さすがといったところでしょうか。

厨房の広さ、かまどの大きさから見ても、多くの客人を迎えていたことが想像されますね。

大食堂には、「長州五傑」の写真がかかっていました。当時からあるものだそうです。

(長州五傑=井上聞多(馨)、遠藤謹助、山尾庸三、伊藤俊輔(博文)、野村弥吉(井上勝))

旧自由亭

一通り見学したので、休憩タイム。

園内には西洋料理店だった自由亭の建物もあり、2階が喫茶室になっています。

赤い絨毯が敷かれ、クラシカルなつくりの階段を上がります。

懐かしさを感じる店内。心がホッとするような、温かみのある空間です。

喉が渇いていたので、私はバドワイザーをgkgk…。喫茶室ですが、飲みたくなってしまったのです…(笑)

三菱重工長崎造船所

冒頭でも写真を載せましたが、グラバー園からは三菱重工長崎造船所をそこかしこで望むことができました。

海上自衛隊の護衛艦などもたくさん停泊していました。

戦時中はこの長崎造船所で数多くの戦艦が建造されました。戦艦武蔵が建造されたのも長崎造船所です。

武蔵は第2ドックで建造されたようですが、第2ドックはもうありません。

現在も稼働しているのは第3ドックだけとのことでした。

下の写真の中央付近に見えるのが第3ドック(のゲート)です。

こんな眺めなので戦時中は機密保持のために、三菱重工が旧グラバー住宅を買い取ったという逸話もあるようです。

軍都・長崎らしいエピソードですね。

出島

グラバー園のあとは出島へ向かいました。

土地勘がまったくないという前提で、出島は中華街の目と鼻の先にあるんだ!と分かって少々驚きました(^_^;)

出島の前に、「いろはや 出島本店」に立ち寄りました。長崎の名産品を置いているお店です。

波佐見焼の皿、丼と、ラーメン、五島うどんを購入しました。

波佐見焼、デザインが可愛いので好きなんですよね〜。

平時でしたら毎年GWころに大きな陶器市が開催されているそうなので、機会があればそちらも行ってみたいです。

歴史の舞台、出島へ

いろはやを後にして、いよいよ出島へ。

お店からは本当にすぐに到着です。

日本史で勉強しただけだったので、初めての出島を見るとやはり感動がこみ上げてきますね。

周囲はすっかり都市化してしまいましたが、出島が作られた当時の様子を思い浮かべるだけでワクワクしてしまいます。

外から見るぶんには思っていたよりも小さいく感じましたが、出島の中は狭さを感じませんでした。

旧長崎内外クラブ

長崎に在留する外国人と日本人の親交の場として建てられました。

内外倶楽部会員の集合写真も展示されていました。

旧出島神学校

現存するわが国最古のキリスト教(プロテスタント)の神学校です。

重厚な造りが多いカトリックの建物とはやはり、雰囲気がだいぶ異なりますね。

ミニ出島

川原慶賀が1820年ごろの出島を描いたとされる「長崎出島之図」を参考に再現した、15分の1のミニチュアも展示されていました。

鎖国の時代にはこの出島だけに外国人商人が集まっていたと想像するだけで、当時にタイムスリップしたくなります。

カピタン部屋

オランダ商館長(カピタン)の事務所や住居として使用されていた出島で最も大きな建物です。

日本の役人や大名が出島を訪れた際に接待する場でもあったそうです。

相当にゆとりのあるつくりで、ダイニングルームなども立派なものでした。

このような中で日本人を接待していたんでしょうね。

出島は復元整備事業が推進中で、半分程度の建物しか見られなかったのは残念でしたが

整備事業が完了した暁には再訪したいです。

出島らか見えたちょっと古い建物

出島から見えたちょっと古い建物です。

印象的だったので撮影しておきました。

鉄枠にはめ殺しのガラス窓は、歴史遺産でしょう〜。

面白いデザインの建物。地方のビジネスホテルにありそうな佇まいです。

酒場で旅の締めくくり

出島の見学を終えた時点で、飛行機の時間まで3時間ほど。

空港に向かってもいい頃合いですが、どうしても行きたかった酒場の「はくしか」を訪問しました。

お店の場所、バスの時間をささっとシミュレーションして、1時間程度の滞在なら大丈夫!と判断してのことです(笑)

はくしかは思案橋にある、おでんのおいしい居酒屋さんです。

女将さんと、ホールのお母さんの2人で切り盛りされているお店です。

カウンターのながめがなんともいいですね〜。

カウンター席は常連のお客様用と思って、我が家はテーブル席にしました。

まずは一番搾りで乾杯です!

ここからは怒涛の勢いで、食べたいものを食べまくりました(笑)

ポテトサラダはとても優しい味わい。

ポテトサラダ。とても優しい味わい

カキフライにはタルタルがマストですよね〜。野菜の盛り付けもいい感じ!

カキフライ

豆腐のおでん。白鹿の燗酒を合わせていただきました。

体の芯から温まります。

おでんいろいろ。

イカ天が出色の美味しさでした。(写真ではどれがイカ天かわかりませんが…)

おでん
おでん

アジの南蛮。小アジではなく、普通のアジを一尾まるっと使っていて、ちょっとびっくり(笑)

お酒が止まりません。

ほうれん草のおでん。シャキシャキの食感がいい感じ♪

知人から「これは絶対食べて!」とおすすめいただいた、わかめのおでん。

さくさくとした歯ごたえが素晴らしいものでした。いやはや、これは絶品です。

どのお料理も、文句のない美味しさでした。

はくしかも再訪確定のお店です!

予約は受けていないそうなので、ご注意を。

お店に行きたい当日に、電話で空き状況を聞くのが良さそうです。

はくしか の公式サイトはこちら。 http://www.hakushika.net/

(私が訪問したのは銅座店です)

いざ帰宅!でも危うかったです…

1時間少々ではくしかを出て、新地ターミナルからバスで長崎空港へ向かいます。

ここまでは順調でした。

しかし、空港についてみたら、搭乗予定便の到着がディレイしているとのこと!!

OMG!!!20分程度のディレイだったと思いますが、それでも羽田から自宅までの交通がなくなる恐れが出てきてしまいました💦

ですがここで慌てても何もならないので、とりあえずカードラウンジで一服。30分程度しかいられませんでしたが…。

搭乗便の出発は遅れましたが、その後の飛行は順調で、予定よりも少し早く到着してくれました。

機長ありがとう!!!本当に感謝です!

おかげで、なんとか最終のバスに乗ることもできました。ふぃ〜(汗)

発車12分前に購入でした…

長崎旅行記はここまでとなります。

軍艦島に行けなかったのだけが惜しまれますが、それ以外については長崎の魅力をたっぷり感じられました。

素敵な街・長崎。是非再訪したいと思います!

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